市民教育常任委員会で採択しましたので、本会議でもたぶん採択になるでしょう。 でも私たちの思いは具体的施策をすすめさせることですよね。昨年9月の田村議員の質問原稿を読み返してみたら、条例だけではなく、教育問題にもふれて反動的なことを言っていましたね。議会傍聴をしっかりして、市民の代表であるべき議員のやっていることを視ていく必要がありますね。これからもやることはいっぱいあります。がんばりましょう。【賛同者から】
どうなる仙台市の男女平等条例の行方
仙台市の男女平等条例案が、いま開かれている仙台市議会に提案されています。これまで、仙台の現状にふさわしい条例をと市民レベルで立ち上げた条例研究会に参加し、女性の現状分析や聞きとり等各種調査をして、各界、各分野の市民の声を、仙台市ジェンダーフリー推進協議会に届けてきました。昨年、協議会からは市民の声を反映した仙台市にふさわしい提言が出されました。
ところが、今回市議会に提案された条例は、提言からはかけ離れた骨抜きの条文になっています。
いくつか例を挙げると、・名称が、「仙台市男女共同参画推進条例」となり、男女平等のまちをめざした提言の心が切りすてられている。・前文は大きく削られている。・私たちがのぞむ教育の分野での男女平等教育の推進、雇用の分野での積極的格差改善措置など重要なところが消され曖昧になっている。・市、市民、事業者の責務は、すべて役割と変更されている。・庁内の推進体制の整備、NPOとの連携の欄は空白。・基本理念の中に、提言にはない「家庭の重要性を認識し」の文言が加えられている。などなど。
昨年暮れ、「男女平等のまち・仙台」をめざす条例の制定を実現する市民ネットワークがつくられ、“つどい”も参加しました。提言を生かした条例になることをのぞんで、仙台市長と、市議会議長に要望書を提出してきました。現在、市民ネットには18団体と個人86人が参加しています。
市民ネットでは、条例案のあまりの変貌に、2月16日、緊急集会をひらきました。そこで、修正案を提出する方向が検討され、案文の検討や、条例を審議する市民教育委員会の議員への接触、議会の傍聴など、行動への協力が呼びかけられました。常任委員会委員の接触を終えた段階で、市が事前に議員の意見を聞いて作成した条例案に異議をとなえることに対する、社民党、共産党以外の会派の強い反発が返ってきています。議会の市長答弁は、「提言の趣旨を生かし、いろいろな声を反映させた現時点でのベストのもの。具体的なことは計画の段階で」の一点張りです。すでに時間も迫り、市民教育委員会は、26日、午後1時から委員会室でひらかれます。仙台市議会は、3月14日まで開かれています。
仙台市の男女平等条例の行方はどうなるか、いまの時点では見えていません。
【賛同者から】
みなさんに見られているという、緊張感が議員には大切だし、必要と思っています。
条例づくりに携わった方々や、戦前、戦後の長い間頑張って、歴史を切り開いてきた女性のみなさんの思いを受け止める質問になっているかしら?と不安はありつつも、ヤジに負けずに頑張ります。【市議会議員から】
修正案の作成に協力に参加をいたしました。
2月26日の市民教育委員会への修正案提出は、情勢は厳しいことが伝わってきます。2月26日の委員会をどうするのか、3月14日まである市議会を視野に入れてどう対策を立てたらよいのか。今一度市民ネットの方針を練る会合の呼びかけが必要と思います。【賛同者から】
「男女雇用均等法」でも
とりあえず法案をとおして修正していこうということで進んだ経緯もあり、完璧でなくてもとりあえずとうして修正していった方が確実ということになりました。私としてはとにかく「男対女」の戦いのようになると一般市民にも賛同がもらえなくなるのでそこだけはおさえてほしいと思います。【賛同者から】
シングルマザーの立場でも
とても不平等な現実をどうにかしたいと話し合い、参加を決めました。
微力ながらできることをしていきたいと思います。よろしく。【賛同者から】
議会のなかでの 力関係が道理や良識と関係なく働き、水面下で物事がねじまげられていくことに、憤りとあせりを感じていました。まだまだ、バックラッシュの本質が議員のなかにも充分伝わっていないのに、大きな声だけが通っています。議員の鈍感さにもあきれますが、沈黙や無関心は民主主義を殺す行為だということをぜひみなさんの力で市民にもですが、議員にも伝えて下さい。みなさんのこうした動きは多くの議員にはほとんど知られていないと思うのです。自分の判断や選択、生き方が市民にみられているのだという緊張感を議員に与えてください。お願いします。【賛同者から】
がんばってください。応援しています!【賛同者から】
今日、市の男女共同参画課に電話しましたが、 「条例案は13日から公開する。欲しい人は自分でコピーしてください」と言われました。条例案が市民に公開されていないのはおかしいですね。ジェンダーフリー推進協議会の提言が充分に反映された条例案なら良いのですが!【賛同者から】
条例案について、市民が意見を言うチャンスはあるのでしょうか? ぜひつくっていただきたい!!【賛同者から】
条例に反対の声があるなんて、思いもよりませんでした。【賛同者から】
高校生や若者のほとんどは、 このような条例の制定を待つまでもなく、性差はちゃんと認めた上で感覚的にきちんと男女平等をとらえています。大人は既成概念やこれまでの社会通念、つまらない自尊心にとらわれることなく、これからの人のために賢い選択をしてください。【賛同者から】
男女平等のみならず、すべての平等が保たれるようにしなければと思います。【賛同者から】
女性・男性は人を表す一つの重要な要素には違いないにしても
ひとりの人が持つ豊な世界すべてを規定するものではないはずです。市民社会の豊かさを計る指標のひとつには、どれだけ選択の自由が保障されているかという点があると思います。女性ということで悔しい思いをした経験からも賛同します。【賛同者から】
審議会が答申すれば、条例ってできるんじゃないんですか?
一般に、行政が審議会に諮問をし、答申をもらったらそのまま形になるというのが、これまでの"ジョーシキ"でした。だから、後は議会に承認をしてもらって来年4月の施行をまつばかり、とこれまで関心を寄せていた人の中にも、安心している人がたくさんいませんか。
でも、論点が対立すれば、審議会答申が通らないこともある可能性があるということは、道路公団民営化推進委員会、コイズミさん、国会議員とのやりとりから学びましたよね。条例が成立するためには、行政が審議会答申をしっかりと受け止めた条例案をつくること、さらに市議会で承認されることというプロセルがまだ残っているのです。
答申が出たから後はお任せという"ジョーシキ"そのものも、ほんとうに生活に身近で、実効性のある条例として活かしていくには見直すべきものですが、議論された内容を聞いていると、もっと条例成立を期待していることを行政と議会に届ける必要があること、そして、条例成立までのプロセスを最後まで見守っていかないといけない、というそれまでの安心感がかき消された12月議会でした。
12月6日(金)田村稔議員の質問を聞いて
全国で展開されている反対論を述べられました。答弁へのヤジ、ザワツキ。傍聴席からは、どの議員が真剣に
この問題を考えようとしているのかが、丸見えです。【傍聴者から】
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