やっと通称使用が認められました

〜お便りをいただきました〜
石森広美さん
 
 はじめまして。エルパークで貴会の存在を知った者です。別姓には独身のとき
から、法案の成立を心待ちにしていたのですが、結局法案はできず、結婚後、通
称で別姓を使い続けています。
 しかし、公務員(教員)の世界はまだまだ遅れており、呼び名はいいが、印鑑
はダメとか、県に出る書類はダメとか、細かく言われ、大きな不満と不便を感じ
ております。しかし、先日やっと県職員(教育関係)でも、公的に通称旧姓使用
が認められ、私も書類を提出し、教育長より許可証をもらったところです。それ
でも、給与に関わるものや県の主催の研修名簿等はダメで、まだまだ環境は整っ
ていません。差別的、また非社会的発言や視野の狭さに憤ることもしばしばで
す。
 過日、ある全国的雑誌で、誌上の議論があり、私の意見も載っていますので
FAX致します。貴会でご活用下されば幸いです。それでは失礼致します。
○結婚は、家と家ではなく、あくまでも本人同士の気持ちの結びつき。夫婦別姓
を取り入れることで、家庭の絆が薄れるという人がいるが、そんなことで薄れる
のでは家庭とはいえないのではないか。活躍している女性、誇りをもって生きて
いる女性に不利益を与えたり、女性のアイデンティティーを喪失させたりしない
でほしい。(石森広美 28歳 教員 宮城)
                 ※1998 December 雑誌CAT P41より
○石森さんの意見の載っている雑誌のコピーは、1月30日の集まりで、みんな
で見ます。ふ〜む、反対 する人ってこんなこと考えているんだぁ。石森さん、
お便りありがとうございました。(土屋)


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別姓通信48号