こんないいことあったんだよの会報告

 ちょっと嬉しい会でした。久しぶりにテレビ(TBC東北放送)の取材があっ
たから? いえいえ、違います。別姓の法制化に賛成しかねていながら、選択制
であるということに関心を持った、ある地方自治体議会議員(男性)さんが、来
てくれたからです。やっぱり、いろんな生き方(考え)あっていい!ですね。み
んなで頷き合うばかりでは、おもしろくありません。議員さんが、いろいろみん
なに質問をして、場が深まりました。
「Kさん夫婦は、どうして別姓の会に来ているの? やっぱり別姓がいいです
か?」
「学生のTさん。どうして別姓に興味を持ったのですか?」
そして、会員のSさんから、議員さんへも質問。
「なぜ、同姓じゃないとだめ、と考えますか?」
「だって、それが結婚だと思ってきたから・・」
議員さんも言っていましたが、TそういうものUと思ってきてしまったから、他
が受け入れられにくいということって、きっとあると思います。別姓に限ったこ
とではありません。私の中にも、きっとあるだろうなぁ。ひょっとすると、それ
は、差別の芽です。ひょっとすると、それは、自分の自由の足枷です。
 率直な質問と、率直な回答。おもしろかったです。議員さん、ありがとうござ
いました。
 さて、参加者は、12名でした。初めて来られた方も、3名いました。懸案だ
った七ヶ浜の旧姓使用については、旧姓使用要綱案を提案することより、職員提
案の不受理の理由を明らかにすることをまず求めるということでした。なるほ
ど。何かを提案して認められなかった場合、その理由を知りたいというのは、当
然のことですね。それぞれの地方自治体(また企業)に、それぞれのシステムが
あるのだと思います。けれどもT話しかけられたら、応えるUというコミュニケ
ーションは、求めて然るべきと感じました。今後も七ヶ浜町に、注目したいと思
います。
 ところで、Kさん。テレビの取材にワクワクしていましたが、自分がテレビに
映っているの、見られましたか?                     
    (土屋)



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別姓通信48号