<全体の感想>
仙台名物「ずんだもち・長茄子漬・笹かま・最中」などを食べながら和や
かな雰囲気で討議が行われました。PCを使って、インターネット上では
民法改正についてどのように論議されているかなどを見ながら会はスタート。
民法改正の経緯や条約や憲法上での解釈、諸外国での姓はどうなっているか、
また民法改正反対の論拠はどのようなものかを確認しました。さらに、
民法改正を実際に望んでいる人たちの声(当日資料)を読み、切実さを
認識しました。そして、実際民法改正にむけて国会に働きかけをして
いる方からは具体的にアクションを起こすためのノウハウが伝えられました。
参加者からは「女性が社会に出て生きるためにもぜひ民法改正が必要。
これができれば、全てが変わると思う。早く実現して欲しい。」
「親が別姓だと子どもがいじめられないか心配。自信をもって別姓を選択
していることを知らせるとともに、違っていても良いのだという一人一人
の意識を変えていくことが大切。」「婚外子差別といっても具体的には
わからなかったが、人権にかかわる大切なことだということがわかった。」
「婚姻届を出す際、夫の姓になってしまったが別姓選択制になったら一日
も早く元の姓を名乗りたい。」「いままで結婚したら名字は一つ、
夫婦同姓が何不自由なく当たり前と刷りこまれていた。この分科会に出て、
いろいろな価値観がありどれも大切にしなければならないことを知るこ
とができた。」などの感想が寄せられました
日時 2001年7月14日(土)・15日(日)
会場 エルパーク仙台(ファッションドーム141、5F)
第1日目 7月14日(土)
13:00〜13:30 オープニング
13:30〜15:40 全体シンポジウム「21世紀 仕事・家庭 わたし」
16:00〜18:00 分科会
18:30〜20:30 交流会(三井アーバンホテル仙台)
第2日目 7月15日(日)
9:00〜11:00 分科会
11:30〜13:00 全体会
分科会
@ 男女平等条例
A 女性と起業
B 女性への暴力
C 政治参画
D メディア
E 教育
F 家族
G 女性と健康
H 農山漁村
I 女性と労働
J 女性と環境
主催
北京JAC第6回シンポジウム実行委員会
北京JAC仙台
共催
財団法人せんだい男女共同参画財団
シンポジウム参加費
3000円(学割1500円)
交流会参加費
5000円
問い合わせ
北京JAC事務局 TEL/FAX 03−5689−6828
北京JAC仙台(仙台市市民活動サポートセンター内)
TEL/FAX 022−217−9590
※北京JAC〜95年、国連世界女性会議に参加し、北京行動綱領実現のために活動しているNGO
全国シンポジウム「F家族」分科会は、
別姓を考える会の樋口典子、他数名が担当します。
インフォメーションに戻る
ホームに戻る